ご支援のお願いDonation



安心して出産と子育てができる地域社会を目指して
日頃から、人吉さくら助産院の活動にさまざまな形でご協力、ご支援いただき、深く御礼申し上げます。
私たちは、2020年球磨川豪雨被災地支援として、ボランティア活動として災害発生直後から産後の母子支援をスタートしました。 活動開始から3ヶ月の間、日本助産師会、桶谷式母乳推進協会より、交通費と人件費(日当5,000円)について、資金面での支援をいただきました。その後は個人的に有志を募り、約4名で無償ボランティアとして活動を続けてきました。
2023年8月、人吉さくら助産院の開業届を出し、運営を始めましたが、当初は交通費も捻出することが厳しい状況でした。2024年1月より人吉市、4月より順次球磨郡町村の産後ケア事業の受け入れを開始し、来院者も増えたことから、スタッフの交通費はまかなえる状況になりました。
しかしながら運営状況は依然厳しく、交通費のみ支給できていますが、専門性の高い助産師のスタッフに対し充分な人件費を出せないまま、2年目を迎えている現状です。
人吉球磨地域は、盆地という地形上、周辺の大きな都市への移動は高速道路を使っても30分以上かかります。産後すぐのママ、子育てを始めたばかりのママにとって、長距離の移動は心身の負担が大きく、人吉球磨盆地には産後ケア事業を行う助産院がわずかしかありません。人吉球磨で里帰り出産される方も少なくありません。来院される産後ママとのお話の中で、当院のような取り組みは、人吉球磨地域の若い世代が安心して出産し、子育てをスタートするために不可欠であり、地域社会の中で非常に重要な役割を果たしていることを実感します。
そのためには、当院が安定した運営を続けていくことが必要です。趣旨に賛同し、ともに産後ケアに当たるスタッフにせめて充分な日当を支払える状況が作れるよう、心ある皆さまからのご寄付をお願いできれば幸いです。 何とぞ、よろしくお願い申し上げます。
2025年1月
人吉さくら助産院 スタッフ一同